FATファイルシステム・モジュール


小規模な組み込みシステム向けの汎用FATファイルシステム・モジュールです。ANSI C準拠でハードウェア・プラットフォームには依存しないので、必要なワークエリアが確保できれば、PIC, AVR, H8, Z80などほとんどのマイコンでそのまま使用可能です。実際に使用するには、各記録メディア(CFC, MMC, SDC, ATA, USB, SCSI等)に対応したディスクI/Oモジュールを用意する必要があります。いろいろな使用形態を考慮して、高速版(FatFs)と省メモリ版(Tiny-FatFs)の2通りを作成してみました。読み出し専用アプリケーションではさらに書き込み関係のコードを削減した構成もできます。

FatFsモジュールの特徴

Tiny-FatFsモジュールの特徴

上位レイヤI/F

FatFsモジュールとTiny-FatFsモジュールは、次のファイル操作関数を提供しています。

下位レイヤI/F

FatFsモジュールとTiny-FatFsモジュールは、物理ドライブへのアクセスや現在時刻を得るため、下位レイヤに次のインターフェースを要求します。

資料

FatFsモジュールとTiny-FatFsモジュールは教育・研究・開発用に公開しています。どのような目的(個人・非商用・商用)の利用でも使用・改変・配布について一切の制限はありませんが、全て利用者の責任の下での利用とします。